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不同沈下もしくは不等沈下(ふとうちんか)とは建物が不揃いに沈下を起こすことをいう。
不同沈下が起こると、家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾く。
本来、水平・垂直を保っていなければならない、建物の構造を支える部材が、不同沈下によって平行四辺形や台形に歪み、一ヵ所に荷重が集中するので、建物に大きなダメージを与えるからである
有名なピサの斜塔も不同沈下の例
擁壁の裏側部分について
コンクリートの擁壁は、工事の時点で裏側をかなり掘らないと施工が不可能であり、必ず後で埋め戻されている。
また、元々から地山のなかった部分に、擁壁を造って盛り土されているケースもある。その為、図のように固い所と柔らかい所があり、両方にまたがって家を建てると傾く可能性がある。
不同沈下とひな壇造成
ひな段造成など切り土と盛り土が混在しているような場所、または昔水路などがあった場合など、盛り土が不均等な場合は不均等に沈下する。
※上の写真はイメージとして掲載している。不同沈下の原因となる場所というわけではない。
自然に形成された軟弱地盤 もともと何万年も前から軟弱地盤で住宅建築に際してほとんどの場合何らかの基礎補強対策が必要となる。
自然の地形で造成された形跡がない場合でも地盤が軟らかい場合も多い。不同沈下があるかどうかを知るためには地盤調査をすること。人為的に形成された軟弱地盤
段階 | 不同沈下障害の状況 | 変形角の限度 |
---|---|---|
初 期 |
モルタル外壁・コンクリート犬走りに亀裂が発生する | 1/1000 |
第1期 |
か立て床の不陸を生じ、布基礎・土間コンクリートに亀裂が入る。 | 1/1000 |
第2期 |
壁と柱の間に隙間が生じ、壁やタイルに亀裂が入る。窓・額縁や出入口枠の接合部に隙間が生じ、犬走りやブロック塀など外部構造に被害が生じる。 | 5/1000 |
第3期 |
柱が傾き、建具の開閉が不良となる。床が傾斜して支障を生じる。 | 10/1000 |
最 終 |
柱の傾斜が著しく倒壊の危険がある。床の傾斜もひどく使用困難である | 15/1000 |
地名からある程度その土地の性格、地盤を判断できる場合もある。もともと地名を付けるとき、その土地の名を覚えやすいように身近な自然状況、土地や地盤の状況を把握しやすいようつけたものと思われる。地名はいわば土地の履歴書ともいえる。
自然と共生していた時代、人々はどこに住めば安全か、どこに作物を植えればよいか、どこで洪水や地滑りが起き、といった土地勘があったのではないだろうか。 谷や湿地ときには海であったところさえ埋め立てて、住宅や工場を造り、堤防を築くようになった現在ではその土地をみただけでは元の形を想像も出来なくなってしまった。地名は暮らしの知恵でもあったが、文明の発達とともには単なる記号となってしまったと言える。
しかし、テクノロジーによって生まれた人工地盤が決して安心できるものでない現在、先人の知恵を私たちはもう一度思い出し、役立てる必要がある。
地名そのものがその土地のもともとの姿を反映しているのである。では地盤と地名の関係を見てみよう。
気をつけて地名をよく見れば、その名前の由来となっている地形の高低や土地の硬軟などを示す言葉が必ず隠れているのが分かる。古い地名は、地盤を知るための情報を含んでいる場合が多い
建物にとって大切なのは地盤軟弱である。まずは軟弱である地名を考えてみよう。
水分をたくさん含んでいるのが軟弱地盤。たとえば軟弱地盤の原因となる水に関係した地名。キーワードは水、川、海、池といった水に由来する言葉。
では、具体的にどんな地名があるだろうか。
以上地名と地盤の関係を判断する材料になれば。
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