頑丈な家を建てても、地盤に問題があっては、住まいの安全は守られません。「地盤」住まいの安全性を左右します。
住まいを新築する際は、その土地の地盤が大丈夫なのか調べておく必要があります。
○住宅建築において地盤調査は、簡単に出来るので実施することをお勧めします。
(ビルやマンションでであれば確かな地盤調査を行い、データに基づいて建物の設計を行う必要あります。
○別荘、住宅では、費用も掛からず比較的簡単に出来るスエーデン式サウンディングが殆どで、 この方法を知っておけば十分ですが 他の方法も簡単に紹介します。
地盤調査の目的
地盤が弱ければ建物がいくら丈夫でも安全な住まいとは言えません。「固い地盤の方が地震のときの安心感につながります、また、地質改良をする必要がないので、地盤が弱い場合と比べると費用を抑えることができます。
地盤調査はその土地の強度について調べ、建物が安全に支えられる地盤か、、安全な住まいを建てるためには欠かせない工程です。安全に建てるためにはどうすべきかなどを把握するために行います。
地盤は住まいの安全性を左右する重要な部分のため、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べます。これが地盤調査です。
地盤調査の目的を明確にする
1 土の種類(砂や粘土とか)を判別すること。
2 土の強さ(重量を支える力を評価する要素)を求めること
3 土の圧縮性(沈下や地盤変形の原因)をつかむこと。
4 地下水位(液状化や支持力を評価する要素)を測定すること。
地盤調査の費用
上記の4つの要素を十分に調査する方法としては標準貫入試験を併用した調査ボーリングがもっとも優れた調査方法です。
しかし、金額的に高いため戸建の地盤調査方法としては特別な場合を除いて実施されていないのが現状です。
軟弱地盤と呼ばれるような、柔らかい粘土や砂できた地盤の上に家を建てると、地震のときに液状化したり、家の重さに耐えられず、家が傾く原因にもなったりするため、家を建てる前に地質改良を行うことになります。地質改良を行うとなると、100万円を超える費用がかかることもあるそうです。
住宅や別荘の場合の地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験が一般的です。
先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させて行うスウェーデン式サウンディング試験というものが使われます。
スエーデン式サウンディング試験は、精度の点で難はありますが
必要条件をある程度満足することから使用されています。
地盤調査対象地が台地・低地と様々な地形からなり、構成する土質の変化が著しく礫を混在する地盤が多いためです。
さらに盛土材料として使用される土についても必ずといっていいほど礫が含まれている。スウェーデン式サウンディング試験種々の地層に適用可能です。
標準貫入試験とは
|
|
土地がまだ自分のものでなければ、試験を出来ず、現状で判断しなければなりません。
あらかじめ地形・地盤状況を地形図などで十分に調査し敷地の地形を判読します。
住宅の密集する地域では、周囲の状況を把握しがたいので、敷地周辺の道路の勾配等を観察し、
敷地付近に川が存在するかどうかも確認する必要があります。
ハンドカットのログハウス |
マシンカットのログハウス。 | ポスト&ビームのログハウス | 2×4工法とログハウス |
2×4工法。 | 大規模ログハウス、 | 一般住宅 |