防臭効果のあるシダーのD型マシンカット
犬は暑さに弱い。 2匹のボルゾイのためにOさんは八ヶ岳に別荘を建てました。真夏の東京ではぐったりしていた犬たちも、ここに来ると途端に元気になり、うれしそうにノビノビと遊び回るのだとか。
シダーには消臭効果があり、犬の臭いはまったくといっていいほど感じらない。
しかも、断熱性と耐久性に優れたシダーは暑さに弱い、犬達に最適。ログの断面はD型、外部は丸くログの自然な味わいを出し、内面はフラットにすることで機能的で使いやすい空間を確保している。
○オーナープロフィル(建築当時)
年齢:50代
職業:自営業
住まい:東京
写真:シダー独特の落ち着いた色合いが、周囲の林に溶け込んでいます。二匹の犬のために、ベランダは広めに作り、犬が飛び出さないよう手すりを高くしました。
ロフト
大きなドーマー(屋根窓)を設けたことで、ログハウスの欠点をカバー。ロフトもゆったりと立って歩けまた、大きなビューウインドウもつけられました。キャットウォークを渡ってバルコニーへ出ることもできます。2階は明るい雰囲気にという希望で、床・壁・天井すべてパイン材としました。
キッチン
「カントリー風に」というオーナーの希望で、台所は注文設計。バーチ(樺)製の照明の笠は、オーナー手作り。蔦を集めて組みました。ログハウスにはぴったりの雰囲気です
階段を部屋の中央に設け、リビングと台所を分けました。コーナーに配置した薪ストーブが家全体を十分に暖めてくれます。梁がログハウスらしいワイルドな雰囲気をかもし出しています。
シダーのカウンタ−に、オーナーが手に入れたアンティークの洗面ボールを取り付けました。ログハウスの質感と良くマッチしています
〇階段はオープンにしてリビングと食堂・台所と分けたました。別荘のリビングに置いてデザインとして階段を積極的に見せるようにしています。
家の内部全体が開放的な感じになりますが、二階にいくとき 必ずリビングを通ることになりプライバシーの問題が生じます。
間取りにオープン階段を取り入れる場合、メリットとデメリットを 考えましょう。 クローズドの場合は、段板など表に見える部分だけで意識すれば済みますが、オープン階段の場合はデザイン全体が重要になります。
階段部分は吹き抜けとなりますので家の断熱性が問題です。断熱性の良い家である必要があります。特に寒冷地では断熱性が悪いと全体が寒い家になってしまいます。
クローズドの場合は、段板など表に見える部分だけで意識すれば済みますが、オープン階段の場合はデザイン全体が重要になります
階段室を設ける必要はありませんので、間取り全体として考えると自由度が多くプラスになります。 階段下が収納、納戸として使えませんが、スペース効率を考えるとメリットの方が 大きいのです。(階段の一部をオープンに一部を収納とすることも可能です)
二階に上がる場合必ずリビングを通ることになりますので人の出入りが良く分かります。
お客様が来ている場合は顔を合わせることになりますので、その点ではマイナスになります。
一方家族とのコミュニケーションという意味ではプラスになります。 子供がいる家庭にはいいかもしれません。
さわやかな香りの寝室、暖かな雰囲気の寝室。シダーの香りが健やかな眠りを誘います
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