暖炉のある家 532
間取り集 D017
建築知識531暖炉
蓼科のチェルトの森に暖炉風薪ストーブのある素敵な雰囲気の別荘で、周囲の景観を楽しみ、ゆったりとながれる時間にひたる。
蓼科の森に囲まれたオシャレな別荘には暖炉風の薪ストーブが置かれていて、
オートクチュールの有名なデザイナーである奥様は、
蓼科のチェルトの森に別荘を建てることになり、外観だけでなく、ハウス内部
照明、扉、鏡の形などなど、徹底的に拘ってこのデザインとなりました。
「蓼科に別荘を持ちたいとい」うのが10年来のkさんの夢。その蓼科でも300坪〜600坪と、ひとつの区画が大きいのが、三井の森と鹿島建設が開発したチェルトの森。kさんはここに理想の地をみつけ購入。デザインは奥様の感性、好みを尊重し、結果素敵なデザインの別荘が誕生しまし。
○オーナープロフィル
年齢:60代後半(建設当時)
職業:ご主人 退職した会 奥様 服飾デザイナー
雑誌掲載記事 ウエスタン・レッド・シダー の木の家
暖炉のある家のイメージを描き、実際の感じを掴んでもらいました
当初、暖炉のある家の背後の石を貼るのは背の高さ位までの予定でしたが、天井の高さまで貼ることとなりました。
こうしてパースを見てもらうとイメージを掴んでもらいやすい。
純粋な暖炉のある家に拘ったオーナーも上記の理由(コスト、効率)を理解し 最終的には、このパースを見て納得して頂きました。
いわば【暖炉のある家風の薪ストーブ】とでもいうべきものです。
暖炉風と薪ストーブのイメージ
暖炉の原理的な面を良く知った設計士とそれを具体的な形にする熟練した職人が必要です。
カナダやアメリカでは伝統的に暖炉のある家が発達し、今でも専門の職人(石屋さんの範疇にはいる場合もあります)
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玄関と居間を隔てる壁に沿って吹き抜けの天井まで石が組まれています。 壁の前に暖炉(正確には暖炉風の薪ストーブ)が置かれています。 リビングは大きな吹き抜けとなっていて、全面に大きなガラスの窓を 設けて開放的な味わいを出した |
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3薪ストーブ 吹き抜けと煙突
吹き抜けの左に煙突が見えるでしょうか。吹き抜けの奥はロフトとなっていて、吹き抜けの手摺ごしにリビングを見下ろすことが出来ます。
一階のリビング・ダイニング・キッチン・廊下などと一体の空間をなしていて、さらに一階の和室、二階の2寝室のドアを開けはなつと家全体が一つの空間としてつながり、薪ストーブの暖気が家全体をカバーしています。
非常に断熱性がよく、ストーブ熱容量の大きいので、その熱だけで家全体を暖める効果があります。
別荘の階段と玄関扉です。 扉は無垢のシダー製でオーバルのまども三層になっていて、寒気が入るのを防いでいます。 |
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上左;別荘の横に東 屋が建っています。 上中と左;フクロウがこ の別荘のシンボル です。様々な形の梟が置いてあります。 |
写真上↑ オーナーは車が趣 味、30年以上の古 いワーゲンが置い てあります。この車 は現役で、これで 別荘に通っています。 |
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煙突の価値
煙突というと、そこから白い煙がもくもくと立ち上る様子を思い浮かべますが、良い薪ストーブの場合、焚き始めてしばらくすると、煙はほとんど確認できません。空気の揺らめきが見えるだけです。
これは、薪ストーブの二次燃焼システムによります。薪が燃えて発生する不燃性ガスをもう一度燃やす仕組みです。燃焼効率がよく薪のエネルギーはほとんど無駄なく熱に変えられるのです。より少ない薪で効率よく部屋を暖められ、排気もクリーンです。極めて高い暖房効率を実現しているのです。
焚き付け用の細い薪、中くらいの薪(直径約5cm前後)、長い時間燃やす為の太い薪(直径約10cm前後)3種類を用意します。
使い分けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節しやすくなります。薪作りは、冬の間薪ストーブを日常的に使うためには、燃料を切らさないように薪を作り続けなければなりません。
樹種
針葉樹でもOKです。薪ストーブに針葉樹は燃やせないと思っている人がいますが、どんな樹木でも乾燥させてあればススはほとんど出ず、薪として使用できます。
自然の薪以外は燃やさないようにしましょう。 乾燥した自然の薪以外は燃やしてはいけません。
ガソリン、ガスは火災の原因にります。
プラスチック、紙、さらに化学物質や塩分が含まれている薪は有毒物質が発生し健康に害を及ぼすほか、ストーブや煙突の破損の原因となります。
4.暖炉風の薪ストーブ 薪作り
薪の太さと樹種、
焚き付け用の細い薪、中くらいの薪(直径約5cm前後)、長い時間燃やす為の太い薪(直径約10cm前後)3種類を用意します。
使い分けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節しやすくなります。薪作りは、冬の間薪ストーブを日常的に使うためには、燃料を切らさないように薪を作り続けなければなりません。
樹種
針葉樹でもOKです。薪ストーブに針葉樹は燃やせないと思っている人がいますが、どんな樹木でも乾燥させてあればススはほとんど出ず、薪として使用できます。
自然の薪以外は燃やさないようにしましょう。 乾燥した自然の薪以外は燃やしてはいけません。
ガソリン、ガスは火災の原因にります。
プラスチック、紙、さらに化学物質や塩分が含まれている薪は有毒物質が発生し健康に害を及ぼすほか、ストーブや煙突の破損の原因となります。
薪作りの楽しさ
薪作りには体力が必要で、多くの時間もいります。業者から薪を購入することもできますが、そうすると薪と石油より、電気よりも高い燃料になってしまいます。薪作りは労力がいり、疲れるけれどそれが日常では得られない薪作りの楽しさでしよう。
密度の高い広葉樹は火持ちがよく、暖める力が高いのが特徴です。一方、針葉樹は広葉樹に比べ密度が低いため、薪割りがしやすく運搬も楽。着火性が高いので焚き付け用にも向いています。針葉樹と広葉樹を混ぜて使用したり、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。
切られてすぐの生木は、含水率が多く、薪として燃やすには乾燥させることが大切です。十分に乾燥していない薪ではストーブの性能を十分に引き出せません。
暖まりにくいうえに、燃やすとススが多く発生し煙突内に付着。煙突掃除をこまめにしなければ煙突火災の原因にもなります。
薪小屋
薪は割られることにより空気に触れる表面積が大きくなるので、より早く乾燥させることができます。割った薪は風通しが良く雨のあたらない屋根の下で、数ヶ月は乾燥させてください。
← 左の写真は 薪小屋の例です。この屋根の下でゆっくり乾燥させます。
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