住宅の外構工事
家作りストーリー
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渡部邸 住宅の外構工事 3 外構工事を始める

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外構工事は住宅が完成し引越ししてから始めた。特にこだわることはなく、自分の好きなよう、思い浮かぶままに・・・・言ってみれば渡部流、自然流。


 

住宅の外構工事を始める

      外構工事が完成して初めて住宅が完成する……。外構のセンスは個性や感性を表すのだろうか、
 6年かけて作りあげた「庭」は渡部さんらしい 居心地の良い、おおらかな、自然な感じの魅力に溢れている

 家の外構工事「庭つくり」をはじめるに当たり、渡部さんには特別こだわることは何もなかった
思いつくままに、自分の好きなように作ればよい。完成時の予想プランのようなものもない
なんとなく考えたのは
  1. 自由に好きなように作りること
  2. 遊びの精神にあふれていること
  3. 変化に富んだ、おもしろい庭にしたい
  4. 周囲の自然に溶け込んだ庭
  5. リビングから、2階のベランダ眺めても飽きない
  6. 必用に応じて作っていく

  庭をどう造るかは未知の楽しみがありました。自分でもどういう風に出来上がるのか想像できない。

  500坪の敷地、家を建てた残りのスペースがすべて庭です。道路側に車を置く予定でしたが、出来上がってみると以外にスペースがなく、誤算といえばこれが誤算だったですね。結局今の位置にガレージを立てましたが。



  何事にも凝り性で徹底する渡部さん、庭つくりに専念できる身になり、アルバイトをかねて、花やさんで花作りの全てを学んだ。  東京に出荷している小淵沢の花やさんだ。
  2年間で得たものは大きく、花壇をつくったり花や植物を植えるのにずいぶん役に立った

 ここは砂地、まずはダンプで10回分くらい土を運んでもらいました。下は砂地ですから、水はけが良い、大雨が降っても、すぐに地面が吸い込んでくれるので溢これることはありません。

左の上下の写真を見てもらいたい。ほぼ同じアングルから撮った写真。下の写真が現在の様子。
 家が完成したばかりのときは、なんとなく殺風景だったが、こうして庭が出来た状態でみると、感じが全然違い、暖かい雰囲気が漂っている。

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住宅の外構工事 芝生と井戸



 
冬に強い野芝を少しずつ増やして行き、貼り終わるのに6年掛かりました野芝は丈夫で冬もかれず、厳しいここの気候や土地にぴたりです。
 
  芝があると庭の感じが全然違いますね。
「どうですここから眺めると。緑があるのは良いでしょう」。



バルコニーから庭を眺め下ろす
 
 井戸は41m掘ったら水が出てきた。 よい水が欲しかったので水道がないのは気にならず、むしろプラス要素と考えた。井戸を掘るより方法がないし、水が出れば自由に使える。
実は町の水源がちかくにあるのだが、そこまで水道を引くには費用がかかり難しかった。


井戸を掘ったのは正解でしたね。庭を維持するのには大量の水を使いますが、コストを気にせず良い水を好きなだけ使えますから。 堀った水は最高で、保健所のおすみ つきですよ。水をふんだんに使えるのは庭つくりには非常に良かったですね。


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住宅の外構工事 薪ストーブと薪小屋

マキストーブ

薪ストーブは、ここでの生活には必須ですね。
近くの別荘を持っている人の多くは、冬は寒くてとても使えないと夏に使うだけですが、この家は断熱性が良くて暖かく、かなり大きなこの家が薪ストーブ一つで十分に温まります。

  料理の多くもこの上でやります。燃焼効率が良くてススもたまらないようで、6年使ってストーブ掃除をやってもらいましたが、「あまりススが溜まっていませんね」その時ストー                           ブ屋さんにいわれましたよ

                

薪ストーブの本
渡部さんは一冊の本を見せてくれた。
「VIVA!薪ストーブクッキング」

「ストーブクッキングにとって一番大切なこと、それは熾き火による良い火床を作ることだ。
燃え盛る大きな火はストーブトップをたちまち高温にするが、すぐに燃えつきて温度を下
げる。熾き火は炎よりも熱く、安定した熱を長時間供給する」
 料理以外にも、ストーブや薪の使い方のこんなコツを楽しいイラストや写真で紹介している。
ちなみにこの本の作者側の一人は渡部さんの甥っ子にあたる伊東孝志さん。
手書きののイラストは全部伊東さんの手で描かれている。

その中の1ページを紹介する


南アルプス
                                       
この本の欲しい人はファイヤーサイド梶@出版部
 
薪がぎっしり積まれた薪小屋

















なかなかオシャレな薪小屋の外観











薪は4T車に1台分かう。1m80cmくらいのを35cmごとにマークをつけ、チェンソーで一律の長さにカットし、風とおしの良いように積んでおく。

薪を割るのは最高のストレス解消です。もっともストレスというストレスはありませんが、今はスエーデン製のまき割り専用の斧を最近使っていますが、実に良いですね。いままで手に負えなかった節だらけの丸太も、割れるようになりました。
  道具一つでこんなに違う。いろいろな体験から道具の選び方と                        いうのも学びました。

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