寒冷地での住宅や別荘などの建設の時に留意が必用なのが、凍結という問題である。
通し番号48
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基礎工事
暖炉・薪ストーブ
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建築知識232 凍結深度と基礎工事
また水道の凍結を防ぐには不凍栓は不可欠である。温暖地での建設しか経験のない人にとっては戸惑うことが多いかもしれない。寒冷地でしかも時には零下20度を下回ることもあるという標高1500m以上という状況下で建設した別荘の例を紹介する。凍結深度は1m20、基礎をつくるため地面深くまで掘り下げなければならなかった。
寒冷地には薪ストーブが有効。デザイン的な面だけでなく、玄関を入ると左右に分かれ、右へ行くと音楽室がある 8角形の半分の形で、単純な四角い形の部屋よりも音 響効果が期待できる。
左へいくと広いリビング空間が広がる。居間の部分を 三角形に突出し、三角形の部分は吹き抜けとなってい て、 そこからの眺めを立体的、開放的な空間となって いる。掃出しを通ってデッキに出られる。
階段を上るとロフトスペースに出る。手摺ごしに吹き抜け空間の向こう、広いガラス面の向こうに景色が広がる。開放的な空間である。ロフトの右手に主寝室。8.5帖の挟さんで204帖のクローゼットがついている。寝室の上の空間を利用して屋根裏部屋を設けた。
ロフトから梯子を上っていける。ロフトを挟んたゲスト用の寝室にはトイレとオークインクローゼットがついている。
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外観 | 階段 | 階段 | 吹き抜け | |
屋根裏部屋 | 梯子 | 洗面脱衣室 | 洗面 | |
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