屋根裏部屋

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屋根裏部屋





屋根裏部屋というと一昔前は全く使わないか捨てるわけにはいかない物をおく薄暗い場所というイメージがあったが、 最近家建てようとする若い層の間では「秘密基地」「大人の隠れ家」または「子供の遊び場」などのように、むしろ楽しい、 わくわくするような、面白い空間という良いイメージで使われることが多くなってきた。
丸太の手摺

1屋根裏部屋とは

 立面図や断面図をみると天井と 屋根の間に平面図だけではわからなかった空間があることに気が付く。
狭かったなら一寸した収納だけになるかも知れないし、広ければそこに屋根裏部屋が出来るかもしれない。 このページでは実際に屋根裏部屋を設けた例を見てみよう。

1-1 屋根裏部屋の例

クリックすると大きな画像と説明が有ります

内装 内装床 内装床壁 内装床壁 内装床壁

1-2 屋根裏部屋の目的

天井が平ではなくいわゆる上り天井になり、空間としても遊び心に溢れた面白い、楽しいスペースになり得る場所である
閉鎖的になりがちだが吹き抜けとの関係で開放感あふれる部屋にすることも出来る。

屋根裏部屋のある家の間取りは、遊び心をくすぐる。はしごを上ると屋根の勾配そのままに広がる独特の屋根裏空間は、子供だけではなく大人もわくわくする、さながら秘密の小部屋となる。屋根裏部屋は、遊びに没頭し想像力を育む子供部屋としても、子供の心に帰る大人の隠れ部屋としても、また、家族で楽しむ趣味の部屋としても面白い使い方が考えられる。
ロフトのPCコーナー目的を考えてみよう

  1. 子供部屋
  2. 書斎
  3. 遊び部屋
  4. 収納
  5. 音響ルーム
  6. 趣味や遊びの部屋
  7. アトリエ
  8. プライベートな仕事部屋
  9. 落ち着ける多目的ルーム
  10. その他いろいろ考えられる。いくつかの使用目的は兼ねてもよい。

◆写真 屋根裏を利用した立派な部屋になっている。落ち着いて仕事出来るようここにパソコンを置く予定。
丸太の手摺越しに大きなガラス窓を設けたリビングの吹き抜けとつながる開放感あふれるスペースである。

1-3 屋根裏部屋と間取

  • 丸太の手摺屋根裏に広々とした空間がありそうな場合、その空間を利用して
    屋根裏部屋が作れないかという希望が結構多い。
  • 屋根の勾配やスパンが大きい場合など結構なスペースがあることを断面図から読み取れる場合がある。
  • 例えば幅8mで屋根が6寸勾配(水平距離10に対して垂直距離6)の場合で、頂点で2.4m(芯々)の屋根裏部屋が出来ることになる。断面図を見ながら計算してみると良い。

 家を自由に建てられるだけ敷地が広ければいいが、建築面積を抑えるために、何かを我慢しないといけないことも多い。
 少しずつ各部屋をせまくするか、二つの部屋を一つにまとめるなどの工夫が必要になる。
 間取りを考える時悩むところであるが、屋根裏に空間がある場合解決策のひとつになるかもしれない。

 

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2 屋根裏部屋の問題点

屋根裏にスペースがあるから、それを利用して屋根裏部屋が出来るではないかと、単純に考えるが構造的な面他にいくつかの問題をクリアしないといけない。

2-1 屋根裏部屋の床と構造

プレイルーム
  • 屋根裏の小屋組み
    普通は小屋組(柱、梁など屋根を支えるための構造部材)の材が邪魔でそのままでは部屋にならない。
    例えばツーバイフォー工法の家なら小屋組の部材が邪魔になりにくい屋根裏に空間を確保するのに適したトラスを採用するなどの構造的、空間的な配慮が必要になる。
  • 床構造
    単に天井としてなら上に加重がかからないので床を作るための根太や床下地、床仕上げは必要がない。
    屋根裏部屋とする場合は人や物の加重に充分に耐えられる床構造が必要になる。
  • 屋根裏収納と階段。
    目的が収納で『小屋裏物入れ』として延べ床面積に参入されない為の固定階段や窓については行政により見解が違うので
    計画段階で確かめておきたい。階段はダメというところもあり、全く逆にしっかりした階段を
    つけないと認めないという所もある。まずは管轄する建築課などに聞いてみること。

2-2 屋根裏部屋と設備

  • 屋根裏部屋の使い方も考えておきたい。
    電気が必要になるのでコンセントや照明も多目に計画しておこう。
    換気扇も付けて風通しをよくしておくとベスト。
  • 屋根裏部屋の換気・採光・断熱。
    窓をや天窓を造り採光や風通しも良くする。部屋として用いるなら居室と同等の配慮が必要。天井をしっかり断熱する必要がある。

2-3 建築規則とコスト面

ベッドと仕事場屋根裏部屋が屋根裏収納として、床面積に参入されない為には最高高さ140cmであること他の規制がある。
(詳しくは VIEW1)それ以外の場合は建築規則のいくつかの条項をクリアしないといけない

  • 一階建の家は二階になり、二階建の家は三階扱いになる。 木造の2階建てと3階建てでは単純に床面積のだけでは済まない。
  • 必要な壁(地震等に対して耐力を持つ壁・耐力壁とか、軸組とも言われます)の量が多く必要となる。
  • 木造3階建ては構造計算が必要であるなど、確認申請上の取扱いが変わる。設計費用も増える。
  • 構造計算をしてクリアしないといけない。

  • 屋根裏部屋とコストの問題
    以上のようなクリアするためにはそれぞれ費用が発生する。しかしすでにスペースがあるわけだから床面積を増やして新たに部屋を作ることに比べると大分費用は安く出来る。

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