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屋根裏部屋の梯子
〇屋根裏部屋へ登るには垂直の梯子から簡単な階段まで、いくつかの手段がある。
直角ではないが急角度の梯子で取り外しができるような梯子にしている。
傾斜を緩くするほどスペースが必要になり費用も掛かってくる。急なほどスペースも少なくて済むが、物を上げるのには苦労する。
- 1垂直又は急角度で登る梯子
一番簡単なのは梯子(はしご)でスペースも最小限で済む。しかし物を持って上がるのは難しく、せいぜい小さな物を片手で抱えて上がる程度になる。大きな物になると下から差し上げる人、それを上で受け取る人の二人がかりになる。上げ下げがおっくうにであまり使用しなくなりがち。梯子は固定してもいいが取り外しできるようにするとその分スペースが最小限で済み便利でもある。登るときに外れないような安全な仕組みにしておこう。
- 2やや斜めに上り易くし階段と梯子の間の形
- 3少し急角度になるが階段を作るのが一番登り易いし、物を運び上げる時にも安心だ。
この写真の例では
直角ではないが急角度の梯子で取り外しができるような梯子にしている。
- ◆上の写真で丸太の手摺の向うに斜めに立てかけた梯子が見えるだろうか。登る時はこうして屋根裏部屋の床に梯子をフィックスする。
- ◆右の写真は正面から梯子をみたところ
梯子を登ると開放感あふれる屋根裏部屋
- M邸の屋根裏部屋は寝室の上にある
急角度の梯子であるが段板を付けているので本当の梯子よりはまだ登りやすい。それでも慣れていない人はおっかなびっくりに登っていく。
- 普段は外して必要な時は屋根裏部屋の床に取り付けられるようになっている。
- 普段の生活で梯子を登るということはなく、お孫さんたちにとっては一寸した冒険心をくすぐるらしい。
子供たちにとっても梯子というのは日常生活では味わえない経験なのである。
- 梯子を登っていくと意外なほど広い屋根裏部屋が拡がっていて布団を並べれば 5〜6人は優に眠れる。
- リビングの吹き抜けに面していてその間は丸太の手摺があり、空間的にも繋がっていて狭苦しい感じは全くしない。
- お孫さたちが遊びに来たときには皆ここで寝たがるという家では人気のスポットだ。
- 手すり越しに下を見ると6m以上あり高所恐怖症のひとには向かないかもしれない。
- 屋根裏部屋の目的
現在屋根裏部屋としての特別な目的はない。以前はここをプレイルーム的に使っていて天井にパネル型のTVの画像を置いて寝転んで見られるようにしたり、趣味の音楽コンポをおいて楽しんでいたりなどしていたが、お孫さん建ち占拠されることが多いので今はあまり物を置いていないという。
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