ガレージリフトで土地の有効利用
土地を有効に使うため、ガレージリフトを採用し、自宅に立体駐車場をつくった。 三台の車をいれたいが、限られた敷地のなかで、どうしたら実現できるか。その悩みが4柱リフトのガレージを導入して車庫スペースを確保することでで解決した
東京都心部では、余裕のある土地の確保は至難の技だ。それでも二台、三台の車を持とうと思ったら、通常ではない発想で、土地の有効利用を考えなくてはならない。Mさんのガレージには、そんなアイデアが形となっていた。
修理場では見かけるが、個人の住宅でガレージリフトを作るのは珍しい。車が趣味のMさんならではアイデアだった。
ガレージライフ誌に紹介された記事を元にしている
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ガレージリフトの立体駐車場で土地有効利用
4柱リフト
4柱リフトの利立体駐車場を作り敷地の有効利用
東京都下、喧噪の幹線道路から少し入っただけなのに、そこに思いがけない静かな家並みがあった。M邸はそんな立地条件にあるまず目につくのが、4柱リフトの上下に格納された2台のボルボ。V40と、パワフルな走りの850Rだ。東京都内にあっては、クルマ2台とめるスペースを確保するのはなかなか大変だ。4柱リフトを使って立体化してしまのは、非常にいいアイデアである。
車は日常の必須アイテム、車なしでの生活は考えられないほど。家族で二台、三台と持つ場合もある。車庫はスペースを取る。敷地のなかでいかにスペースを確保するかは、配置、間取り、敷地のレイアウト全てに関係してくる。プランニング技術を要するところだ。
しかし、これはガレージの文字通りの表の顔でしかない。このリフトの後にガレージドアがあり、その奥がガレージ本体になるのだ。
木製オーバースライダーを引き上げると、そこにはシルバーのボディがきらめく1972年式ポルシェ911Sが納められている。
オーナーのMさんは、ポルシェ・オーナークラブの副会長も務めた熱心なファン。クルマ歴のスタートは、サニー1000や510ブル、バイオレットなどといった1960〜70年代のラリー車だった。
そのため、運転技術はもちろん、メンテナンスや修理も自分でこなすことを覚えた。ガレージリフトを導入することで車のメンテナンスも自分で出来るようになった。
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立体駐車場で土地の有効利用
三台の車を収納
4柱リフトを使って上下に格納された外観が特徴的。
住外壁は、下が宅部分の煉瓦調、上には贅沢にも珪藻土をつかう。4柱リフトの奥にガレージがあり、下の車をどかせば、中のナロー・ポルシェが出動できるのだ。
ただし、左の写真でもわかるように、リフトの柱はやや右方向にオフセットされている。出入り口は以外にタイドだ
ガレージリフトを持ち上げたところ。奥のガレージに車が見える
リフトの奥にガレージ
50歳の誕生日に、自分へのご褒美だろうか、抜群の程度だった現在のナロー・ポルシェを入手したのだ。その後、2002年8月に、念願だったこのガレージと住宅を新築したのである。
ガレージを作るにあたっては、実用車である2台のボルボと、趣味の911の3台を収めるのが問題だった。その解決が、ガレージ前のリフトだったのだ。
勿論、リフトの下のクルマをどかせば、奥から911がその柱の間を通って表に出られる。ただ、横横にある玄関の出入りを確保するために、ガレージ間口に対してややオフセットして設置したので、出入りは以外にタイト。まさしく”ナロー”でよかった、といったところだ。
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