自然素材のガレージ
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自然素材を使用したガレージ

車庫の内装にレッドシダーを使用した。車の為には湿度を調整する木を使用することは最初から決めていがた、Mさんは木のなかでも 調湿作用の優れた木ウエスタン・レッドシダーを使用した。

ガレージのポルシェガレージの内装をどのようにししょうか。ガレージリフトをつかって車庫の外に二台の車をおくことで、車三台を置くことは出来た。次は車庫内部の内装の問題である。

ウエスタンレッドシダー材は耐久性に優れ、ダニや虫に強く建築素材としては実に優れた素材だ。 住む人間にとっては勿論健康てきだが、その優れた調湿能力は車の「健康」にとっても強い味方だ。

 これを住居部の壁に使ったところ、シックハウス症は起きないし、逆に清々しい気持ちよさを感じるらしい。
  暖房や除湿機がなくとも快適で、夏のエアコンもほとんど不要だという。「気分が落ち着くせいか、子供たちもけんかしなくなったね」と奥様の智子さんと笑い合うそうだ。



        
ガレージライフ誌をもとに構成
       
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レッドシダーは優れた自然素材

シックハウス無縁のレッドシダー材の効用は大きい

リビング ウエスタンレッドシダー材はカナダ杉ともいい、固くて腐りにも強い。木材の持つ断熱性、温度調節機能などにも優れ、また細菌にたいする天然の抗生物質を含む。化学物質は含まず、燃やしても黒い煙でないという。

一方、生きた木のために膨張・縮小することもあるそうで。使う場合には注意が必要だ。 木の特性をしった上で壁や天井など家の内装に使えば、その特徴を発揮してくれる。 人間と家と車に優しい建築素材、それがウエスタン・レッドシダーだ。

 実はMさんは、過去にシックハウス症状が起きたことがあったそうだ。そのため、家を新築するにあたっては、人に優しい建材を使おうと決めていた。そこで、除湿効果が高い自然素材の珪藻土と合わせて、レッドシーダー材を多用することにしたのだ。

ガレージの壁と天井にレッドシダー

玄関ガレージは2×4工法で造られていて、床はタイル、壁は木材で構成されている。タイルはイタリア製のもので、汚れも簡単にふき取れる。同じものはノンスリップ各している外にも使っている。壁に使われている木材は、カナダ産のウエスタンレッドシダー材だ。

家具も多くもレッドシダーの注文生産。
左の写真は玄関収納。レッドシダー独特のグラディエーションが自然な味いを醸し出している。

床はバーチとパインを使い分けた。

ガレージに隣接したホビールーム

ホビールーム

ポルシェの右側には、息子さんのオートバイが置かれている。この小部屋のようなスペース、実はすでに建物の外。ガレージの横壁を取り払い、外の壁を取り込んでガレージを拡大してしまったのだ。同じような細工は奥の壁でも行われていて、ガレージスペースを最大限拡大している。

ホビールームからガレージ

逆サイド、911の右側には、一面ガラスの引き戸になっていて、その奥がホビールームになっている。もちろん、愛車を眺めながらくつろげるという寸法だ。
ここに設置されたテレビ台やデスクなどは、Mさんの手作りによる。「このデスクでは、息子がよくプラモデルを作っているんです。書棚に並べたカー・マガジン等の雑誌も、真剣に読んでいたりしましてね」とMさん。クルマやバイク、機械に関心をもつ息子さんと、同じ趣味を楽しんでいらっしゃるようだ。

レッドシーダー材は、ガレージの壁にも奢られている。湿度や温度を快適に保つ効果は、当然クルマにも優しいというわけだ。住宅部に作ったのが8mm厚材なのに対して、ガレージには18mm厚材を使っているという。まさしく、クルマに奢っているのである

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