1 ツーバイフォー工法・正式には枠組壁工法という。
、北米で開発され普及した建築工法。
床、壁、天井が初めから面として造られ、面と面を組み合 わせて六面体を組み立てていく
2 ツーバイフォー即ち 2インチ×4インチの木材を単位とし て使うため、こう呼ばれる。
※建築基準法上は枠組み壁工法だが、一般的にはツーバイフォー工法のほうが分かりやすいのでここでは
ツーバイフォー工法を使う
2=ツー x(掛ける)=バイ 4=フォー
カナダ・アメリカの材木は大量生産に向くように全て規格化されていて、ツーバイフォー(2x4)
(厚さ2インチx幅4インチ、の材を基準にその倍数で表記されることから一般的に2x4工法と呼ばれる。
2x4 厚さ2インチx 巾4インチ
2x6 厚さ2インチx 巾6インチ
2x8 厚さ2インチx 巾8インチ という風にである
DIYショッップにいくと ツーバイフォー材として 並べられているので見るとよい
(注)仕上げ後の実際の寸法は 1 1/2インチx 3 3/4インチ=38mmx89mmとなる)
北米では木造住宅の90パーセント以上
カナダ、アメリカ木造建築の伝統的な建て方
現在ではアメリカ及びカナダの木造住宅の90パーセント以上がツーバイフォー工法で建てられているとい われる。
昭和49年在来軸組み工法と同様な一般的な工法として認められた以来普及してきた
現在ではいわゆる「輸入住宅」の多くはこの工法に入る。
ツーバイフォー工法 組み方の二つの方法
ツーバイフォー工法とツーバイシックス工法の違い
は壁に用いる材料のサイズの違いであ
(したがって断熱材も違い断熱効果も違ってくる)
通称はツーバイフォー工法だが
壁を構成する間柱にツーバイフォー(2x4=厚さ89mm)を使用する場合ツーバイフォー工法(2x4工法)
ツーバイシックス(
2x6=厚さ140mm)を使用する場合ツーバイシックス工法(2x6工法)である。
ツーバイフォー構法は耐震性、断熱性に優れた構法だが、ツーバイシックス工法ではツーバイフォーに工法に比べ壁の厚さが1.57倍になり、充填される断熱材も同じく 1.5倍ほどになり。
その分構造的に強く断熱性に優れといえる。
都心部ではあまり感じないが、気温のひくい
別荘地などでは、断熱性の違いは驚くほどである。
ツーバイフォー工法 現場組とパネル組
ツーバイフォー住宅 壁のパネルを組む
建設現場でパネルを組み立てるのに、大きく分けて二つの方法がある
1 工場でパネル化して、クレーンを使って素早く立ち上げる方 法、
2
材料を持ち込み建設現場で間柱、合板を組み立てて いく方法
一長一短だが、クレーンが入らない住宅地などでは現場で
組まざるを得ないケースもある。
勿論工場でパネル化したほうが工期が大幅に短縮できる。
最終的な形は同じである
優れた断熱性
ツーバイフォー工法の第一の特徴は断熱性に優れていることである
面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適な住まいが実現出来る
○木は火に弱いと考えられがちだが、実は、木の家は、耐火性にも優れている。
ある程度の太さや厚さがある(断面が大きい)木材は、燃えると表層部が炭化して、火の進行がストップ。
中心部は燃え残って強度を保つ。
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