木造住宅 ツーバイフォー工法 324
既掲載(順不同)
結露防止
ツーバイフォー住宅
ツーバイフォー工法・正式には枠組壁工法という。
、北米で開発され普及した建築工法。
昭和49年(1974年)にオープン化されて以来建設戸数
は順調に伸び、1990年には4万戸を数えるまで成長
し木造住宅の一角を占めている
床、壁、天井が初めから面として造られ、面と面を組み合 わせて六面体を組み立てていく
ツーバイフォー即ち 2インチ×4インチの木材を単位とし て使うため、こう呼ばれる。
※建築基準法上は枠組み壁工法だが、一般的には
ツーバイフォー工法のほうが分かりやすいので
ここではツーバイフォー工法を使う
1 木造住宅 ツーバイフォー工法とは
ツーバイフォーの家の仕組み
壁面は 間柱を一定間隔(406mm)に並べ、それに構造用合板を貼りつけ面を構成していく
即ち、 間柱を構造用合板で挟み パネルとし、そのパネルを組み合わせて 立体(家)としたものがツーバイ フ ォー工法の家である。
北米では木造住宅の90パーセント以上
カナダ、アメリカ木造建築の伝統的な建て方
現在ではアメリカ及びカナダの木造住宅の90パーセント以上が
ツーバイフォー工法で建てられているといわれる。
ツーバイフォー工法の導入
昭和49年(1974年)在来軸組み工法と同様な一般的な工法として認められた以来普及してきた
25年経っていることになる。
いわゆる「輸入住宅」の多くはこの工法に入る。
2. 木造住宅 ツーバイフォー工法の材料
ツーバイフォーとは規格化された材の総称
ツーバイフォー(2x4)とは規格化された材の総称
2=ツー x(掛ける)=バイ 4=フォー
カナダ・アメリカの材木は大量生産に向くように
全て規格化
されていて
、ツーバイフォー(2x4)
(厚さ2インチx幅4インチ)
の材を基準にその倍数で表記されることから
一般的に2x4工法と呼ばれる。
ランバーの寸法
ランバーのサイズの例を示そう
2x4 (ツーバイフォー) 厚さ2インチx 巾4インチ
2x6 (ツーバイシックス) 厚さ2インチx 巾6インチ
2x8 (ツーバイエイト) 厚さ2インチx 巾8インチ
という風にである
DIYショッップにいくと ツーバイフォー材として 並べられているので見るとよい
(注)仕上げ後の実際の寸法は 1 1/2インチx 3 3/4インチ=38mmx89mmとなる)
3.ツーバイフォー工法とツーバイシックス工法
ツーバイフォー工法とツーバイシックス工法の違い
は壁に用いる材料のサイズの違い
通称はツーバイフォー工法だが
壁を構成する間柱にツーバイフォー(2x4=厚さ89mm)を使用する場合ツーバイフォー工法(2x4工法)
ツーバイシックス(
2x6=厚さ140mm)を使用する場合
ツーバイシックス工法(2x6工法)である。
ツーバイシックスのメリットは断熱性、耐震性
ツーバイシックス工法はツーバイフォーに工法に比べ壁の厚さが1.57倍になる
充填される断熱材も同じく 1.5倍ほどになり。
その分構造的に強く断熱性に優れているといえる。
壁の厚さの違い。それが断熱性と強度に表れる
・
都心部ではあまり感じないが、気温のひくい
別荘地などでは、断熱性の違いは驚くほどである。
4.断熱性に優れる ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法の第一の特徴は断熱性に優れていること
面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適な
住まいが実現出来る
5. 構造的に強い ツーバイフォー工法
マッチ箱を頭に思い浮かべみよう
ツーバイフォー工法の第二の特徴は構造的な強さである
マッチ箱を頭に思い浮かべみよう
ツーバイフォー工法は6面相互の緊結により家を形づくる、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった『面』で支える構造である。
地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を全体に
分散してしまうので、外力に対して非常な強さを発揮する。
さらに面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適な住まいが実現出来る
神戸大地震で倒れなかったツーバイフォーの家
木造軸組と比較して頑丈で耐震性、気密性、断熱性に優れている。
神戸大地震において軸組み工法が多く倒壊したのに対して、多くは倒れずに
残ったことで改めて耐震性に優れている ことを証明した
阪神・淡路大震災にも耐えたツーバイフォー住宅
6 耐火性に優れている ツーバイフォー工法
○木は火に弱いと考えられがちだが、実は、木の家は、耐火性にも優れている。
ある程度の太さや厚さがある(断面が大きい)木材は、燃えると表層部が炭化して、火の進行がストップ。
中心部は燃え残って強度を保つ。
フロンティアワールドの家 ラインアップ
ハンドカットのログハウスからコンクリートのマンション、一般住宅まで。
フロンティアワールドの「家」のバリエーション