ログハウスのレストラン 40
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皆の努力と汗の結晶ログハウスのレストランが完成
した。ガラス面を多く使った日本にはあまりない独特のスタイル。グハウスには珍しく、ガラス面が多いので夜景がとてもきれいだ
■大きな窓がV型に張り出したログハウス
■構造で一番問題になったのはセトリング。それをいかにクリアしたのか。
1.努力と汗の結晶ログハウスのレストラン
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上ガラス面を多く使った日本にはあまりない独特 のスタイル |
皆の努力と汗の結晶ログハウスのレストランが完成
した・・・
・・大きな窓がV型に張り出したログハウスが見えてくる。屋根にはシダーシェイクが張られ、その光景だけ見ていると、ここが日本だなんて信じられないくらいだ。
その建物はレストラン。
オナーは6年前に東京からこの地に移り住み、ロッジを経営していた。しかしロッジの形態に疑問を抱き、新しいタイプのレストランづくりに乗り出すために、ログハウスを選んだ。直径
32〜33センチの太い丸太を組み合わせた大迫力の建築である。
2.レストランガウディ風のログの階段
ガウディ風にこしらえた階段。各段の下の部分に注目してほしい。よ〜く見ると、波の形が徐々に移動しているのが分かる。
軒の部分には照明が埋め込んである。夜景が美しいのはこのおかげもある
・・・満足しているところは、入口に至る階段のアプローチから玄関までの空間とか。ガウディの建築を意識して作ったそうで、随所に曲線が取り入れられている。
3.のんびりと楽しめる場所にしたい
ここでは、遊びにやってきた人と一体になって楽しみたいですね・・・
のんびりしてもらいたいと思います。もちろん、気の進まない人は、コーヒーだけ飲んでもらえばいいんです。
・・敷地内に馬や羊を飼う計画も、お客さんとのコミュニケーションを持ちたいとの考えから浮かんだもの。今年から始めるログキャビンつくりも飛び入り大歓迎だ・・・・ログキャビンは、工法もラウンドノッチの他に、
ダブテイルコーナー、バッドメソッドなどいろいろと変えるつもりでいる。
4.特徴はV字型をした大きな窓
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玄関扉 |
間仕切りのトリミング |
ログハウスのレストラン4 特徴はV字型をした大きな窓
建物のデザインはエド・キャンベルのデザインした家をモデルにしている。特徴はなんといってもVじ型をした大きな窓で、ここからの眺めは最高だ。
写真上 玄関ホールとレストランの間仕切りのトリミングがユニーク。物を置けるスペースもちゃんとある。
写真右:独特のデザインの玄関扉
友人がプレセントしてくれた
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ログハウスには珍しく、ガラス面が多いので夜景がとてもきれいだ。 |
5. 一番の問題はセトリング
このログハウスのレストランの構造で一番問題ないなったのはセトリング。ガラス面に柱があるので、屋根は壁とドッキングさせ柱は独立させた。 そこで壁にこんな工夫が。
オーナーが大満足してくれたこのログハウスつくりには多くの人たちの手がかかっている。
ただのレストランではない。1800坪の敷地の中では、馬や羊も飼う予定でいるし、この建物の周りには遊びにきた人がいつでもとまれるように5棟のログキャビンを造るつもりでいる
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セトリング対策を施した板壁 |
かなり凝ったトラス |
出窓がアクセントに |
4.ログハウスのもつ質感
「ロッジやペンションだと一種閉ざされた世界で自由に立ち入ることが出来ないでしょう。ここではコーヒー一杯でキットのログハウスにはない本物のログハウスがみられるんです。
多くの人に本物のログハウスだけが持つボリュームと質感を知ってもらうこともカナディアン、タイプのログハウスにした理由です。音楽をかけたって、音もいいし、雰囲気だって暖かい感じがするでしょう。
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屋根材にはシダーシェイクを貼った |
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