木の家で田舎暮らし
木の家で田舎暮らしを楽しみたい。建築素材は可能な限り自然素材、特に木をふんだんに使った家にしたい。
それがSさんの長年の夢だった。
理想の土地を求めて、40ケ所以上の土地を一緒にみて歩き
田舎暮らしにはぴたりの場所を探しあてた。
庭に充分テニスコートを取れる
都市部では考えられない広さ。
家はレッドシダーをふんだんに使い ハンドメイドの丸太も
随所に取り入れSさんの夢が実現した。
- 1.木の家で田舎暮らし まずは土地探し
- 2.木の家で田舎暮らし 素材はレッドシダー
- 3.木の家で田舎暮らし 家を基地に
- 4.木の家で田舎暮らし 日曜大工
- 5.木の家で田舎暮らし 間取り
- 6.木の家で田舎暮らし 木の家で田舎暮らし 広々した庭
- 7.木の家で田舎暮らし 子供たちものびのび
- 8.木の家で田舎暮らし 屋根裏 食堂 寝室
1 木の家で田舎暮らし まずは土地探し
田舎暮らしを実現するには、まずは土地探しから。 40〜50件もの土地の中から理想に近い土地を見つけることが出来た。鮫島邸の庭はちょっとして学校のグラウンドほどの広さがある。周囲の目もほとんど気にならない立地だから、3人の男のこたちは、裸で走り回っているそうだ。 「いまどき、お尻まで同じ色に日焼けしている子供たちは、うちの子たちくらいでしょう」と鮫島さんは目を細める。この家は 、鮫島さんの家族への想いが詰まった家だ。
「マンションを買ったのですが、自慢する気持ちにはなれませんでした。父が家を建てたとき、どうだ俺が建てた家だぞと胸を張っていたのを思い出して、 全てを自分で考えた家を建てたいと思ったんです」
間取に特にこだわったのは6角形の張り出し部分。「単に欲張りなだけです」とご主人は言うが、実はここがメーカー選びのネックとなった。 この張り出し部分を含めた絵を描いて、いくつものログハウスメーカーに送ったのだが、どこからもいい返事はなかった。そして唯一残ったのがフロンティアワールド。 これが幸運な出会いだった。
2 木の家で田舎暮らし 素材はレッドシダー
木の家、レッドシダーのふんだんに使った念願の家に住み、田舎暮らしを始めて2年近く。 「時間が経てば経つほどこの家に愛着が沸いてくる」 と の嬉しい感想を聞かせていただいた望みどおりの設計を実現できただけでなく、子供の学校や生活の便までも含めたさまざまな条件のもとで土地を探しまで手伝ってもらえたのだ。 間取を大切にしたのは「家全体をひとつの空間にしたい」ということ。特に階段の位置にこだわった。子供が外から帰ったとき、家族と顔を合わせずに 自分の部屋に入ることがないようにしたかったのである。
同様に子供部屋の造りにも工夫した。現在は、3人の子供たちが、2つの部屋を勉強部屋と寝室兼プレイルームとして共有しているが、いずれは寝室を
二部屋に仕切って、一人ひと部屋に出来るように考えられている。
壁はクロス貼りで、作り付けの収納はない。壁も収納も、それぞれが自分の好きなように
作ったりすればよいという考えによる。
どの部屋にも窓が設けられ、部屋の中の様子がわかるようになっているのも、もちろん鮫島さんのオーダーだ。
バスルームに庭から直接出入りできるようにしたのもそうだ。泥だらけになって遊んで、風呂に直行できる。
「だめ、汚すな、ということは言いたくない。でも家はきれに使うという意識ももってほしい。そこで考えたのがこのバスルームの出入り口です
写真上: 木の家の中で寛ぐSさんご一家。
写真下左: 六角形の居間の天井がこの木の家建てるにあたってのSさんの強いご要望。
写真下右:木の家の中心を占めるのがこの大黒柱と螺旋状の階段。
3 木の家で田舎暮らし 家を基地に
「木の家で田舎暮らし」を目指したSさん、コンセプトは「子供たちにとっても私たちにとっても家を基地にしたかった。
子供のとっても私たちにとっても、家を基地にしたかった。のびのびと暮らせて、心が休まる場所であれば、家は本当の意味で、<帰ってくる場所>になる得る。 いずれ独立しても、ここを<帰るところ>と思えるはず。そして私たちも、別の楽しみを見つけられる。そんな家にしたかったんです」
奥様もこの家での生活を楽しんでいるようだ。「私は細かいところが気になる性格なので、入居前は、木造建築ならではの経年変化が気になるのんではと 心配だったのですが、全く気になりませんでした。この家は生きているんだな、共生しているんだな、と思える。
思えば、マンションに暮らしていたときは、住まいの話なんかしたことないのに、ここに引っ越してからは、家のことを家族の一員のように話すようになりました。 これからどう育てようかって感じ。まるで子供の事を話しているみたいです」
ご主人は、この家に暮らすようになってから、それまではやろうともしなかった木工を、休みの日には早起きしてやるようになったという。
4 木の家で田舎暮らし 日曜大工
田舎暮らしに親しみ、木の家に愛着を感じるようになってから
ご主人は、それまでやろうともしなかった木工を休みの日に早起きしてやるようになったという。
「このストーブの囲いが第一号作品なんです。自分でいうのも変なのですが、多分本当は好きだったんでしょうね。ただ無意識に抑えていただけで、
それがこの家で解放されなんじゃないかと思うんです。
次は、子供たちにベッドを作ってやりたいと思っています。庭に小屋を建てるのも夢ですね」。(写真右)
子供達は広い庭で泥だらけになってあそんでいる。まさに一家全員がこのログハウスを基地にして田舎暮らしを満喫している様子がうかがえる。
5 木の家で田舎暮らし 間取り
ウエスタン・レッドシダーをふんだんに使った「キャンベルシダーハウス」2×6工法のお合理性とログハウスの味わいを併せ持つ木の家だ。100%自由設計なので、 作り付けの家具も含めて、施主の思いをそのまま形に出来る
二階
・子供室はしたの二人は小さいので
まだ間仕切らず、一緒に使っている
将来二部屋になるときのため
扉を二つ用意している。
・夫妻の寝室からはバルコニーに出られる
北の子供部屋の上がグルニエ(屋根裏部屋)
一階
リビングい家の大黒柱として太い丸太の柱が上までそびえ、その周りいはログの螺旋階段。六角形に突き出た場所からはデッキに出られる。
浴室は脱衣所側とデッキ側の両方から入れる。
6 木の家で田舎暮らし 広々した庭
庭の片隅には、川と池が作られている。末っ子の恒雅くんが、そこに案内してくれた。」「ほら」と指すところを見るとメダカが泳いでいる。元気だけど 礼儀正しい子供たちだ。なるほど、家とともにのびのびと育っているようである。
写真上左:六角形に突き出した居間から
ベランダに出られる
写真上右:S邸の全景(庭から)。広々した芝生が
気持よい
二階からの庭の眺め。
テニスココートが悠々一面取れる広さだ。
子供達は芝生の上を遊び場にしている
7 木の家で田舎暮らし 子供たちものびのび
左:大黒柱に螺旋の丸太の階段。ハリーポッターの
ビデオに夢中のお 兄ちゃん
下左:広々したリビング。傾斜が緩やかな階段もオープンな造り。
居間 から玄関と畳の部屋を望む 。和室、階段から2階へ、すべての空間 がつながっている様子が分かる。
下右:屋根裏から一階の居間と二階のロフトを見下ろす。
男の子三人。いずれはそれぞれ独立した室に分ける予定だが 今はまだ仕切らず、
遊びの部屋、勉強室、寝室と用途別に分かれている。
下のふたつのドアは現在3人の子供たち共用の寝室兼プレイルームだが、いずれは仕切って個室にする予定。階段の右側は勉強部屋。
いずれの部屋にも大きめの窓が設けられ、子供たちの様子が分かるように配慮されている。
8 木の家で田舎暮らし 屋根裏部屋
右:グルニエ(屋根裏部屋)から見下ろすと、2階 のオープンスペースから1階のリビングまで見下 ろせる。グルニエは目下のところ空きスペース。
収納として活用する予定。今は子供達の良い隠 れ家に
下左:6角形の張り出し部分に、自然と家族が集ま る。
居間の天井は6角錐を半分にした形。大工さ んは一苦労したよう
下右:庭から直接入れるバスルームはとても明る い
。子供達がどろんこになっても庭から 直接浴 室に入れる
上左:主寝室。単なる寝室ではなく、ご夫妻のプライベートなリビングでもある。窓際にはスペースが設けられ てあり、
小さなテーブルセットに座れば、庭が見下ろせる。天体望遠鏡がおいてあり、周囲に家が建て込ん でいないので星が良く見えるという
上右:二階の洗面(手前)とトイレの扉
フロンティアワールドの家 ラインアップ
ハンドカットのログハウスからコンクリートのマンション、一般住宅まで。フロンティアワールドの「家」のバリエーション
ハンドカットのログハウス |
マシンカットのログハウス。 | ポスト&ビームのログハウス | 2×4工法とログハウス |
2×4工法。 | 大規模ログハウス、 | 一般住宅 |