珪藻土と木の家
珪藻土と木を使用した家を建てよう。木ログハウスのような木のぬくもりにあふれる家に、以前からあこがれていたMさん。ご両親が住んでいた土地に家を建てることが決まった時も、第一に始めたのは、”珪藻土と木を使って”家を建ててくれるハウスメーカー探してしいた。
ただ、敷地は東京都内の住宅密集地にあり、木の家を建てるには不向きな条件。しかも、すぐ近くに幹線道路が走っており、騒音などの心配もありました。そこで、「ログハウスのような雰囲気を持ちながらも、都会の街並みと調和し、かつ高性能な住まいを」と考えた。
NO 掲載: 施工例 ビルトインガレージ 間取
珪藻土と木の家 雑誌記事
壁は塗り壁と木を組み合わせた家、木もレッドシダー材をふんだんに使いたい。まさにMさんの理想のイメージの住宅、「キャンベル・シダーハウス」を雑誌で目にしたMさんは「これだ」とひらめいた。
プランは、都市型住宅に対応した
プランづくりが出来るので、敷地の条件に合わせて無駄なく希望通りの家を建てられました。2×6工法によって、防音、断熱面での性能の高さも確保されている。
Mさん宅で主に使われている木材はカナダ産のむくのレッドシダー。この材は一本の木のなかでもピンクから濃い茶まで色むらが大きい特徴です。Mさんはこの特性をいかし、色合いをそろえるのではなく、あえて色むらのあるものを使いました。
その結果、腰壁や勾配天井など、広い面積でも単調にならず、森の中にいるような自然な風合いに仕上がりました。また、レッドシダーは本場の北米ではデッキや屋根材にも使われるほど耐久性、防虫性、防腐性にすぐれている材。居室だけでなく、デッキや水回りにも安心して使用することが出来ました。
珪藻土とシダーの組み合わせ
◆ 右:M邸の外観。珪藻土と擬石を組み合わせた外観。 一階は石張り、二階は珪藻土の塗り壁。玄関ドアとガレージの扉にはレッドシダーを使用。 家が立ち並ぶ周囲の景観にもしっくりとなじむ
Mさんが木以外にこだわったのが、珪藻土の壁。調湿性に優れたこの自然素材には、クロスにはない温かみのある風合いがあります。 「珪藻土と無垢材の組み合わせで、長年のアレルギー性鼻炎もよくなりました」と心身ともに満足のいく住み心地を満喫している。 【シダーと珪藻土の組み合わせは最高ですね】とMさん。
主に使われている木材はカナダ産のむくのレッドシダー。この材は一本の木のなかでもピンクから濃い茶まで色むらが大きい特徴です。 Mさんはこの特性をいかし、色合いをそろえるのではなく、あえて色むらのあるものを使いました。その結果、腰壁や勾配天井など、 広い面積でも単調にならず、森の中にいるような自然な風合いに仕上がりました。また、レッドシダーは本場の北米ではデッキや屋根材にも使われるほど耐久性、 防虫性、防腐性にすぐれている材。居室だけでなく、デッキや水回りにも安心して使用することが出来ました。
都会に住みながらも毎日別荘気分を味わえます。ここまで木のぬくもりいっぱいの家を、住宅地で建てられるとは思いませんでした。以前の両親の家では、 ちかくの道路の騒音も聞こえたいたのですが、今は全く聞こえず、ここが都会の真ん中だということを忘れてしまいます。健康にもいい素材を使っているので、 子供たちにも安心です。
珪藻土と木の家 各部屋
各部屋 1
家の細部を見てみよう
Mさん宅では、靴箱や収納棚、TV台などの家具を全て家の設計時にオーダー。腰壁は天井材と同じレッドシダーで作ったもらった。腰壁や天井材は赤みが強く、独特の色むらが素朴で美しい材を使用している
◆右:ナチュラル感あふれる木粉樹脂の断熱サッシ。二重ガラス。そとの音も気にならない。2×6工法のため壁の厚さは14cm。 それによって窓は木製サッシの出窓のような雰囲気に。防火地域で木製サッシが使用できないため、断熱性も高くデザインもよい 「トステム」の木粉樹脂断熱サッシを使用した。
◆下左:モルタル窓飾りは左官仕上の木目調に
「外観にも木のぬくもりを」と、窓枠のまわりのモルタルに木目や節の模様をつけてもらった。ひとつひとつ左官職人による手仕事で、
遠くから見ると本物の木と見間違えるほど。
◆下中左:目線より高い 高さ180cmの腰壁。その上は珪藻土の塗り壁。
通常腰壁というと、腰の高さまでだが、Mさんは、ログハウスの雰囲気をだすためにリビングのみ180cmの腰壁にした。
程よく節のはいった無塗装の無垢材を使うことで、よりナチュラルな雰囲気を演出。
◆下中右: 車が趣味というご主人がどうしても欲しかったのが、愛車を置くビルトインガレージとそれを眺めながらくつろげる趣味のスペース
◆下右:5家具は内装に合わせてレッドシダーで造作。玄関を入るとこのシダー製の飾り棚兼収納が目に飛び込んでくる。
各部屋 2
◆右:採光を確保するためにリビングは二階に。勾配天井で壁と天井はレッドシダー。床はバーチ材のミックス色を選んだ。
◆下左:一階の和室。現在は奥様が週一回開く書道教室に使用している。和室の入口には、書道用具を洗うための洗面台を設けた。
珪藻土とシダーの板壁が意外に和室の雰囲気を出している
◆下中:キッチンの床暖房を設置するためアイアンウッドを使用。壁のタイルはイタリア製。木の色調に対して鮮やかなブルが映える。
◆下右:食事中はテレビを見ずに家族で会話を楽しむようにと、リビングとダイニングキッチンは分けた。カップ掛けつきのカウンターもレッドシダーの造作。腰壁はシダー その上は珪藻土の塗り壁。
各部屋 3
◆右:斜線制限の勾配天井は木を張って山小屋風に
住宅地にあるMさん宅は、北側斜線にかかるため勾配天井にすることに。そこで、レッドシダーを張ることで山小屋のロフトのような空間を演出した。珪藻土と木んぽ
かえって落ち着いた雰囲気になりMさんも気に入っている。
◆下右:一階の洗面所
レッドシダーは水に強いため、ここでも天井と腰壁に使用している。浴室はメンテナンスを考え、木を使わず、システムバスを採用した
◆下中:二階の洗面所とトイレもレッドシダーの天井と腰壁を張り、ナチュラルに仕上げた。ボーダーの柄のクロスと合わせてかわいらしく
◆下右:一階のご夫妻の書斎。横の和室とは襖でつながっている。将来はご両親の居室にして、二世帯住宅に出来るように考えられている。
珪藻土と木の家 平面図
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