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断熱材グラスウール

 

窓

 グラスウールはガラス繊維でできた、綿状の素材で工業的に生産された初めての無機繊維であり、その特徴である強度、耐熱性、不燃性、電気絶縁性や耐薬品性などのため、広範囲の産業で利用されています。
 
繰り返し利用できて、環境保護やゴミの削減に役立つ環境性能の高い断熱材です。

   
グラスウールは、複雑に絡み合った細かいガラス繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部屋を形成し、この空気の部屋を層として構成することで、優れた断熱性能を発揮します

1断熱材グラスウール

 

グラスウールとは

窓 グラスウールとは、ガラス繊維でできた、綿状の素材です。建築物の壁・天井・床・屋根の断熱材及び吸音材として、また、空調ダクト等の配管の断熱材として広く用いられています。
 切断・曲げなど、自由に加工することができるのがその特徴です。
 
 不燃材料であり防火性に優れていて、火災発生時に有害な煙・ガスを発生させません。

 

グラスウールのサイズと密度

窓
  • 厚さ・サイズが豊富です。住宅用の厚さは、壁用で 50 mm・89 mm・100 mm・105mm・140mm などがあり、 床用で 42 mm・80 mm ・120mmなどがあります。

     サイズは、壁用で 395 mm・430 mm幅などがあり、床用で 263 mm×1820 mm・415×1820 mm・820×1820 mm などがあります。その他に、天井用等で、ロール状に巻かれている長物もあります。


    • 窓密度も豊富です。住宅用の密度は 10 kg/m3・16 kg/m3・24 kg/m3・32 kg/m3 などがあります。
    • 最近では製造技術の向上により繊維の径がより細くなり、従来品よりも低い密度で同等以上の断熱性能を有した高性能品が登場しています。
    • 不燃材料であり防火性に優れている。火災発生時に有害な煙・ガスを発生させません。

    グラスウールの製造方法と形状

    窓 グラスウールは、高温で溶融したガラスを遠心力等で吹き飛ばし、綿状に細かく繊維化したものです。
     製造方法は、縁日などでおなじみの綿菓子をつくる原理と基本的には同じです
     

     グラスウールには袋入りのものと裸のものがあります。
     裸のものは、室内の湿気が壁の中に入り込むのを防ぐために、防湿気密シートを貼る必要があり、袋入りのものは、袋の室内側が防湿層になっているので、袋の耳を柱・間柱や枠組みの見付け面にステープルで正しく留めることにより、室内の湿気が壁の中に入り込むのを防ぐことが出来ます。

     

    グラスウールの安全性と廃棄方法

    窓 ガラス繊維を集めて製品として成形する際に、バインダーや撥水剤が使用される。 このため炎にかざすと若干の煙や臭いがでます。
     しかし断熱材としてグラスウールを使用した家が火災になった場合、不燃材のため避難上有害な煙・ガスを発生させず、、また避難の時間を延長し助けとなります。

    ※バインダーとは、物と物を接着する物質。接着剤、固着材、固着剤。接合材。

    廃棄物として発生したグラスウールは、分別されている場合は、環境省の「広域認定制度」によりリサイクルできます。

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