寒冷地仕様の住宅 敷地
仕事の関係でヨーロッパ、アメリカでの生活が
長かったYさんご夫妻。欧米での生活スタイル
に共感を覚え、日本でも同じような環境での生
活を希望。現在の土地を求められた。
標高
1650m、別荘地としては最も高い 方の標高
だが寒さはそれほど気にならないという。
敷地面積は444坪という広さ。ゆったりとした傾斜。白樺を初め木の相が素晴らしい。
寒冷地仕様の住宅 冬景色
冬には雪が降り積もり、寒さが厳しい。
そのための寒さ対策として、高断熱、高気密の寒冷地仕様の住宅となっています。床暖房、に薪ストーブと寒さ対策も万全。
雪が降った場合のことを考えて、雪がどっちに落ちるかを考えた屋根の造りや家の設計にしました
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寒冷地仕様の住宅 着工式
敷地面積は444坪という広さ。ゆったりとした傾斜。白樺を初め木の相が素晴らしい。 |
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敷地ないには巨岩がごろごろ。 |
特に大きいのがこれ。その前にはシンボルとなりそうなダケカンバの巨木。 |
地鎮祭に換えて着工式と名づけて儀式らしきものを行った。。 |
Yさんご夫妻とお孫さん君。 |
寒冷地仕様の住宅 基礎工事開始
敷地も広いし建物も大きい→ |
基礎の立ち上がりが楽しみ
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基礎工事開始→ |
どうしても残したい樹を移植したり巨石を取り除いたりで予想以上に時間がかかった |
寒冷地仕様の住宅 型枠工事
伐採した木は適当な長さにカットして敷地内に積んである。 |
車の進入路
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かなりの高さになるので型枠の量も膨大なものになる |
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寒冷地仕様の住宅 基礎完成
道路側から見るとそれほど高さを感じないのだが・・・→ |
庭側から見るとこの高さ(埋め戻した分高さは低くなったのだが)
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完成した暁にはこれらの岩も庭の風景に一味加えてくれることでしょう。 |
バックホーで岩を移動 |
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基礎は無事完成。 |
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寒冷地仕様の住宅 荷下ろし
第二便到着。 |
荷下ろしは順調に終了
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クレーンのオペレーターさんの真剣な表情 |
電線をまたいで運ぶので特に神経を使う |
コンテナーから引き出す作業がない分荷下ろしは楽 |
建て方の邪魔にならない場所を選び下ろしていく |
道路が狭くコンテナーが入らないので今回は港で大型トラック2台に積み替え運んだ。まず第一便が到着。 |
25トンの大型クレーンが待機 |
仮設足場に登り景色を見る。二階からはちょうどこんな景色を楽しめることに。 |
ズームアップするとこんな感じ。地面にたった景色からは想像も出来なかった景観に、オーナーのYさんご一家も大満足。
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屋根を大きく張り出し駐車場とする。その屋根を支える丸太をセット。直径30cm以上の丸太を手作業で加工 |
丸太は組みあがった。この上に集成材の太い梁が乗る |
一階壁が完成した頃オーナーが見えられた。「こんなに早く立ち上がるとは!」とびっくり |
一階壁完成の様子を外から見る |
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パネルの運搬には、傷をつけないよう又効率よく作業できるよう、このような専用の特殊な吊道具を用いる。 |
壁の2/3は立ち上がり、様子が見えてきた
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壁第一号セット |
次から次へと壁をセットしていく |
電線を避けるため敷地内に鉄板を敷きな何とかクレーンをセットできた |
建て方に先立って仮設足場を組んでおく |
まず一階壁と→ |
二階床のパネルが到着 |
床が完成しいよいよ建て方開始です |
床に壁の位置を出していく |
寒冷地仕様の住宅 建て方A
二階床完成→二階の壁を載せていく |
これで屋根の構造梁棟木を載せると上棟です。
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手分けして素早く貼っていく |
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根太の上に合板を貼っていきます |
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二階床の下地合板 |
寒冷地仕様の住宅 建て方B
標高1600mを超える別荘地。道路にはうっすらと雪が。
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帰り道、八ヶ岳連邦の全貌。
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駐車場を覆うため、道路側はこんな大きな屋根になります。 |
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屋根垂木がセットされた |
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敷地庭から仰ぎ見る |
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パネル化した屋根のパネル |
寒冷地仕様の住宅 屋根完成
無事上棟。屋根下地の合板を貼り年内に出来るだけ工事を進めておきたいと、大工さん屋根屋さん奮闘中です。本当にご苦労さまです今年は雪が少なくて助かりました。スキー場は大変ですが・・・
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今は駐車場が資材置き場に
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屋根完成です。車の進入路からの形が一番良いかな? |
下から見上げる堂々たる姿。 |
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寒冷地仕様の住宅 窓 タイベック 軒天
リビング吹き抜けの大きな開口部 |
タイベックの白と屋根の色が対比が実に鮮やか。窓も全て取り付けられた。 |
照明器具、コンセント、スイッチの位置などオーナーご夫妻と綿密な打合せ |
上棟式風景。敬虔なクリスチャンであるご夫妻のお話に耳を傾けながら、工事の無事を祈る |
寒冷地仕様の住宅 塗装工事
扉も取り付けけられた。壁はクリア→
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こちらの壁は節あり。室によって使い分けた。比べて見てください
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破風は茶色に塗る予定。左側は駐車場です。 |
床はカリンのフローリング。 |
やっと暖かくなり、塗装工事も可能になりました。初めて使用する色で塗装の完成した状態が楽しみ |
Yさん、駐車場の天井の色は壁と同じ色にしました。。 |
寒冷地仕様の住宅 床暖房工事
寒冷地仕様の住宅にするため床暖房工事をしました。 |
床暖房は居間、台所、和室、浴室、トイレ、洗面。方式は遠赤外線輻射熱床暖房。高分子樹脂ポリパイプに暖められた不凍液を通す |
寒冷地仕様の住宅
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別荘地ないではこんな鹿や猿も平気でううゆうと歩いています。
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シダー独特のグラディエーションが美しい |
床はかりんのフローリングにしました。 |
屋根の左側には駐車場と置き、雪対策で地面との距離を少なくしました。 |
塗装完了です。が・・・オーナーのご希望で急遽窓枠を回した上で茶色に塗装、アクセントをつけようということに。 |
一色で統一するより、まりはりがついてかなり良い感じです。積雪対策として、●●
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シダーで窓の外側にぐるり枠を回し、茶色に塗装しました。 |
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寒冷地仕様の住宅 完成近し
壁天井一面に貼ったシダーのグラディエーションが美しい
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一段下げたストーブ置き場
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玄関床には枕木を使用 |
浴室は石貼りとシダー板貼りの組み合わせ。裸のままベランダに出られるようシダーの板で目隠し |
ベランダが出来ると外観も一段と素敵な感じに |
段差があり複雑で変化に富んベランダ。面積が広いので塗装も大変そう |
寒冷地仕様の住宅 屋根裏に階段取り付け
それをこんな風な階段を取り付けた
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階段を横から見る |
屋根裏部屋を見上げる |
屋根裏の様子(充分に |
今まではこのハシゴで上っていた完成して大分過ぎましたが一部追加工事。
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寒冷地仕様の住宅 外構工事
石の階段を下りて玄関へ
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道路からの全貌です。外構次第で全体の雰囲気がこんなにかわります。
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玄関への入り口はワイルドに枕木を組み合わせた |
ワイルドさとエレガントの組み合わせ |
道路から車庫へのアプローチ。 |
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寒冷地仕様の住宅 家具
洗面
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食堂からキッチンを見る |
台所から食堂 |
足の長さを変えて、和室とリビングにまたがるテーブルフローリングは無垢のカリン材 |
食堂 |
同じくホールの反対側。オーディオラックと書棚
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スペースをうまく利用すると意外な収容力が |
二階ホールの書棚とパソコンコーナー。壁天井はシダー、カリンのフローリングが独特の落ち着いた色合い |
キッチン吊戸棚(シダー製) |
階段下のスペースを利用した収納 |
寒冷地仕様の住宅 完成
手摺子にはカナダ産らしくメープルリーフ
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床のフローリングと同じく階段の段板もカリンを使用
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外壁塗装完成 この角度からの形も素敵 |
チムニーボックスは外壁と同じベベルサイディング |
ロフトから吹き抜けの開口部を見る
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石貼りとシダーを組み合わせた浴室
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薪ストーブの説明を受けるオーナーご夫妻。今回は床にむくのかりん材を使用。パインフローリングに比べるとかなり濃い色合いに |
オーナーご支給のステンドグラスをはめ込みました。 |
玄関は枕木とタイルの組み合わせ。かなりユニークな作りになりました。 |
シダー製のキッチン |